ニワハンミョウ

途中(大津市)権現谷の棚田道へハンミョウを探しに行った。
色鮮やかな紋様のナミハンミョウが目当てだったが、今回も空振りだった。
此処では、2012年5月5日にナミハンミョウを見たのを最後に見ることが出来ないのだ。
今回撮ったのはニワハンミョウ。



人っ子ひとりいない棚田道だ、ニワハンミョウの後を追いかけては、膝をつく、腹ばいになる、気儘な虫撮りが存分に楽しめた。
獲物らしいものをその大顎に咥えているハンミョウを見付けた時は、撮りたい一心で追いかけ続けた。
ハンミョウに翻弄され続け一時間近く棚田道を行ったり来たりしていた。
誰かが見ていたら可笑しな老爺がいる、何を撮っているのだろうかと不審に思ったことだろう。

この谷川沿いの棚田道では、ハンミョウの他イトトンボの仲間、クマバチ(この時季ヤマフジの花に来ている)撮りが楽しみなのだが、ここでも棚田は金網の柵に囲われていて目的の大きなヤマフジに近づけず、また棚田の土手はきれいに草刈りがされている所為か、イトトンボの姿は見えずだった。

帰りの車の中で不意にオトシブミを見てみたいと思った。
首の長いヤツを見てみたい。