トノサマガエル

ハッチョウトンボが見たい。
それに時期的には羽化が始まる頃だ、もしかしたら羽化のシーンも見られるかもしれない、そんなことを想像しながら早朝の山門水源の森へ出掛けた。
管理事務所「森の楽舎」の前にある小さな湿地でハッチョウトンボを見ることが出来るのだが、残念ながら見ること叶わずだった。
 2014・7 撮影
時季が少し早かったようたようだ。

それと一つ気になる事があった。ハッチョウトンボのヤゴがいる湿地にかなりの数のトノサマガエルがいるのだ。

何度も此処へ来ているが今回ほど多くのトノサマガエルを見たことはなかった。
トノサマガエルは肉食性しかも相当に貪欲だ。
主に生きている昆虫類やクモ類を狙う、時には小さなカエルを喰うこともあるのだ。
トノサマガエルの多さはハッチョウトンボの生息数に全く無関係ではあるまい。

滋賀県ではトノサマガエルは要注目種、肉食性でハッチョウトンボを喰うからといって除去することは出来ない大事な生きものなのだ。

山門水源の森に詳しいITOUさんに情報を貰って、ハッチョウトンボ撮りに再挑戦だ。
昨年のように6月の終わり頃からだったら見られるだろうか。