熊野磨崖仏

旅の終わりの昨日はアサギマダラをもう少し撮りたいと、姫島へ向かうつもりだったが断念した。
姫島へ早朝に到着するためには、高速道や国道31号線の山道をぶっ飛ばしたとしても由布院の宿を午前5時前には出て、7時30分のフェリーに乗らなければならないのだ。
朝早いフェリーに乗るため急カーブの多い山道をぶっ飛ばすか、そんなことも考えてはみたが山道を駆け抜ける運転技術はもう無い。

アサギマダラを諦めて熊野磨崖仏(豊後高田市田染平野)を見に行く。




鬼が一夜で築いたと伝えられる大小とり混ぜた自然石の乱積みの石段、しかも見上げるほどの急勾配なのだ。
カミサンと前後しながら何度も何度も休憩し、その度に水分を補給しながら登った。
ふうふういいながら登ると熊野神社へ到る手前の左側の岩壁に巨大な石仏が刻まれていた。
まず目に入ったのが不動明王、続いて大日如来像、急な石段を登って来た甲斐があった。

フェリーさんふらわで船内WiFiが使えることを早くから気付いていたら、PCを車から持出しブログも書けただろうに、気付いたのはシャワーを浴びた後、車輌甲板への立ち入りが出来なくなっていた時間だった。
スマホからでも投稿は可能だが老爺はスマホの入力が相当に苦手だ。