昼過ぎの草叢で羽アリを見付けた。
頭の形や触角の形からハチの仲間と言うよりはアリの仲間だろう、と思いながらレンズを向けていた。
それにしても、もしアリだとすれば今まで見たことのない大きさ、20mm近い体長なのだ。
この大きさ故に遠目で見た時はハチの仲間だろうと思っていた。
ハチには興味があったし少しは知識もあるがアリのことは全く無知だったから、アリの仲間だと気付いた時はその羽アリの大きさに驚くしかなかった。
Webで検索して見るに、クロオオアリの羽アリの図像が最もよく似ていた。
胸の赤いところからみてムネアカオオアリだろうか。
この時季、クロオオアリの巣から羽アリ(女王アリと雄アリ)が生まれ結婚飛行に翔び立つという。
アリに関する知識があれば、周囲の草叢をもっとよく観察するとか、羽アリの撮り方にも一工夫しただろうに。
軒先に吊りしてある竹筒トラップの様子は今のところ変化はない。
ドロバチが昨年5本ほどの竹筒に巣作りをしていたが、竹筒は泥で封印されたままだ。
近いうちに一本を解体してみよう。
羽アリのいた近くでナナホシテントウを見る。