アカガネサルハムシ

買い物帰りの重い荷物、15段ほどの階段を運び上げるのが大変だ。
やっとこさ運び上げて門扉に手をかけた時、眼の前のシロダモの葉に玉虫色をした小さな甲虫がいるのを見つける。
葉の揺れ加減によって木陰になったり、陽を受けて鮮やかな緑と赤銅色の翅が輝いたりしている。


急いでポケットにねじ込んでいるコンデジを引っ張りだす。

本来ならこの見事な翅を持つ甲虫を撮るため、眼デジに100mmマクロ、木の葉の揺れ止め用のクリップ、細紐をつけてある洗濯バサミ、それに三脚なども持出したいのだが。
葉の上の甲虫(最初はコガネムシの仲間だと思っていたが、後で調べてみるとアカガネサルハムシ)はいつ飛び立つかもしれないのだ、風の止み間にコイツを狙った。

アカガネサルハムシはブドウ栽培農家の嫌われ者だと言われている。