ヒゲナガハナバチ

午後6時過ぎ雨上がりの草叢に入る。
こんな時間から虫撮りですか、そんな眼付きでカミサンに睨まれているがお構い無し。
妙に空き地の草叢が気になっていたのだ。
ジーパンの裾が濡れるのも気にしないで草地を歩き廻ったが、全く虫の姿を見掛けない。
やっと見付けたのがヒゲナガハナバチ一匹。


ヒゲナガハナバチにシロスジヒゲナガハナバチとニッポンヒゲナガハナバチの2種類いるのは承知しているが、今もってその種別を判別したことがない。

Webで調べてみるに、シロスジヒゲナガハナバチは体長14〜15mm、体は黒く、全体に灰色毛で覆われ、胸部には黄褐色の毛が生えている。特徴である黒い触角は長く、体長に近い。腹部に3本以上の灰色の帯。活動期は4〜5月、とあった(福光村昆虫記から)。

アカツメクサにしがみつくように止まっていたこのヒゲナガハナバチはシロスジヒゲナガハナバチにも見えるのだが。

きちっと判別するためには捕獲して前翅を調べるようだ。
「前翅の肘室がシロスジでは2個、ニッポンでは3個であることのよってのみ区別される」とのこと。

国東半島沖の姫島へアサギマダラを見に行きたくなっている。
アサギマダラの群舞が見たいのだ、カミサンを引っ張りだすか。