小さな谷間を越えるとこじんまりとした段々畑が11枚ほどある。4・5年ほど前までは11枚の畑はすべて人の手が入り、ジャガイモやサツマイモ、玉ねぎ、白菜、エンドウ、大根などの季節季節の野菜が栽培されていたが、いつの頃からか放棄される菜園が増え、今では7割方の畑が雑草に覆われている。
この中に草刈りはされるが耕されることのない畑が3区画あり、この場所は今の時期はカラスノエンドウが蔓延っているのだ。このカラスノエンドウの群落にアブラムシ(ソラマメヒゲナガアブラムシ)のコロニーが発生する。
このコロニーではテントウムシがアブラムシを捕食しているシーンをよく見掛けるのだ。このシーンを撮ろうと思い出掛けた。僅かな坂道だが辿り着くまでが厳しかった。
ナナホシテントウの脱皮したばかりと思われる鮮やかな黒色に黄色い紋様のコヤツは、食欲旺盛であっという間に一匹のアブラムシを平らげていた。
今日の機材
ナナホシテントウやナミテントウ(2紋型、無紋型等)の成虫、それにその幼虫らもむさぼり食うという感じでアブラムシ(エンドウヒゲナガアブラムシ)食うのだ。草むらで2時間、ショット数681枚(30枚ほど残せばいいのだ、整理するのが大変だ。アップした写真はとりあえず拾い上げたもの)
本日好天、心置きなく虫撮りが楽しめた。いい一日だった。