昨日手にした「野菜の花写真館」の作者植松國雄(元小学館取締役)さんは、退職後「野菜の花」の撮影を開始、13年間の成果が本書であるとのこと、178種類の野菜の花を撮るだけでも容易ではなかっただろうに、花に来るチョウやハチなどが写し込まれているのだ。これはとてつもなく大変な撮影作業だったのではないだろうか。撮影フィールドは何処だったのだろうか。撮影にどんな苦労があったのだろうか。いろんなことを想像しながらページをめくっている。
老爺がフィルムカメラから眼デジに切り替えたのが2003年の春、18年間に撮り溜めたファイルから野菜の花や果実に来る虫たちを撮影しているものを探し出してみたが、ほんの僅かしかない。10数年のポジフィルム時代にもおそらく野菜の花と虫たちは撮っていないだろうから、以下にアップするのがほぼ全てだろう。
パセリに産卵するキアゲハ
だいこんの花とゾウムシの仲間
オクラの花とマメコガネ
オニユリとクロアゲハ
タラの芽とシロコブゾウムシ
冬瓜の花とキムネクマバチ
ミントの花とジャノメチョウ
栗の花とクロアリ
イチジクの実に来たアシナガバチ
熟柿に来たウラギンシジミ
熟柿に来たキタテハ
季節になれば幾種かの野菜の花が期待できる農園
虫撮りに出掛けた折には野菜の花と虫たちを意識していなければ。キジ撮りのフィールドへ行く途中にかなり大きな貸し農園の菜園がある。一度訪ねてみるか。