サツマノミダマシと狩りバチの仲間

早朝の草叢へ入る。
サツマノミダマシと狩りバチの仲間を撮る。


サツマノミダマシは見た時からその名前が判っていたが、黒い小さなハチはその名前も種も判らずだった。
一日一虫を自分に課していることもありレンズを向けたのだ。

PCに落とし込み拡大してみて、初めて脚に鋭いトゲがあり白い2本の帯があることに気付く。
これまで撮ったことのないハチだとわかりWebの図鑑で検索した。
うまく同定は出来ないが、狩りバチの仲間トゲアシオオクモバチ(旧称トゲアシオオベッコウ)のようだ。

トゲアシオオクモバチなどクモバチ科のハチは、子供のためにただ1匹のクモを狩るという。
種によって捕獲するクモにも好みがあるようだ。
トゲアシオオクモバチはハシリグモ類、フタスジクモバチはコガネグモ類、コシボソヒゲクモバチはハエトリグモやカニグモ類、等などとのこと。
ハチに狩るクモの種類を選択させたのは何なのだろうか。

草叢でベニシジミヤマトシジミを見る。
ベニシジミはこの時季にしては翅に全く傷みのない新鮮なヤツだった。