ミヤマカミキリ

階段の上に枝を延ばしているキヅタの葉陰で、雨を避けるように止まっているカミキリを見付け書斎に来てもらった。
日本に分布するカミキリムシの仲間のうちの最大種の一つ、ミヤマカミキリ。


このカミキリの大きさからふとデパートなどの昆虫売り場で購入するとすればいくら位の値段が付いているのだろうかと思い、Webで検索してみた。
Webには昆虫を販売する通販サイトが幾つかあった。

ミヤマカミキリは最低のクラスだが100〜300円の売価が付いていた。
ザクっと調べた限りだが、キョクトウトラカミキリ 羅臼岳産 50.000円 、 奄美大島産のイリエシラホシサビカミキリは16.000円などという価格がついていた。
これを見た時には正直びっくりした。
余程の珍種なんだろうな、どんな人が購入するのだろうか。


雨の一日、半ば以上呆けていた。
呆け防止にと、虫食い算や2進数、図形や数列の問題などを解いてみる。
問題集は一週間前書棚を整理していて見つけ取り出していた文庫本。

小学校5・6年生が習う問題だが老躯には結構厄介な問題だった。
雨の日は雨を聴き、本を読み、算数の問題を解く、晴れたら虫撮りに行こう。