イチジクの木の小宇宙

ジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」読んでいた時、なんの脈絡もなくテッポウムシの食害を受けているAKIYAMAさんの菜園のイチジクの木のことを思い出す。
何が引き金になったのかは分からないが、イチジクの木のことで読書の集中力は吹っ飛んだ。
気分転換ですねとばかりにカメラを持出しイチジクの木を見に行くことにした。

最初に眼についたのはシロテンハナムグリ、すぐ近くには毛虫がいた。
葉の上にはコメツキムシの仲間サビキコリもいるのだ。
そんなことから葉裏一枚一枚を覗きこむようにして虫探しを始める。
イチジクの木には思いがけずたくさんの種類の虫たちがいた、まさに小宇宙のように思える。

見つけたのは、シロテンハナムグリ、毛虫、サビキコリ、ベッコウハゴロモ、ジャノメチョウ、キボシカミキリ、カマキリの幼体、ニイニイゼミ

Webの図鑑で調べて見るに、毛虫はヨツボシホソバ(ヒトリガ科 コケガ亜科)の幼虫のようだ。
この幼虫の毛は毒針毛、接触すると激しい痛みに襲われ発疹状になり、治癒に数日掛かるという。

本日好日。