雨の一日

終日雨降り止まず、花冷えで肌寒い。
各地では春の嵐になり被害も出たようだ。
雨の日は雨を聞くそんな心境で書斎に閉じ籠っていた。
ボケ防止のためにと、途中で放り出したままになっている「徒然草」を最初から読む。
久しぶりの古文、辞書やWebで調べながらの読書だ、熱心に読み進めるが如何せん老躯の集中力は2時間と持続しないのだ。
古文を読む、頭の体操ですよ。
折にふれてぽつりぽつりと読めばいいじゃないですか、自分を慰めていた。

徒然草を伏せ、鳥撮りのファイルを整理、お気に入りだけを残してあとはバッサリ削除する。
残したものの一つ「トビ」


ファイルの整理の後は料理当番の日のメニューを考える。
カミサンが湯掻いておいた筍と厚切りのベーコン、トッピングは水菜、和風パスタにしよう。
一夜干しの笹鰈も喰いたい、薄く塩をして焼き、砂糖煮したドライトマト(お菓子売り場で入手)でソースを作って添えればどんな一品になるだろうか。

雨の一日呆けずに済んだ。