クロハネシロヒゲナガ

昼間は早足で歩くと汗ばむ程の気温だった所為か、夕方になり陽が陰り始めると少し肌寒く感じていた。
午後6時前に草叢に入ってみると、ベニシジミヤマトシジミ、ツバメシジミキタキチョウそれにクロハネシロヒゲナガなどが翅を閉じ草の葉に止まっていた。



日中だと敏感に反応する蝶たちがレンズを至近距離に押し込んでも飛び立たないのだ。
蝶たちが活動を始めたり停止したりするのはどんな気象条件(陽光とか温度)によるのだろうか。



午前中はカラスノエンドウの生い茂る草叢でクロハネシロヒゲナガ(チョウ目 ヒゲナガ科)を追いかけ回していた。異様に長い触覚を持つこの蛾のふわりふわりとした飛翔体を狙っていたのだ。
連写も含めかなりの枚数を撮ったが見るも無惨な結果に終わった。
背景や光の関係を相当意識していたがそれでもあの白く長い触覚が切り撮れないのだ。

長い触覚はフェロモンを探知するアンテナの役割をするようだ。
白く長い触覚を追いかけていれば交尾行動も見られるかもしれないし、飛翔体撮りのチャンスだろう。飛翔体撮りの練習をまだまだやらねばなるまい。