田植え前の水の張られた田圃でシギの仲間を見る。
トウネンだろうと思っていたがよくよく見ると脚が黄色いのだ。トウネンの脚は黒いはずだ、黄色い脚をしたヤツは何という名前だっただろう。家に帰るまで判らずだった。
野鳥図鑑を引っ張り出して見るに、脚の黄色いトウネンに似たヤツはヒバリシギ。図鑑の解説には「旅鳥」として春と秋に渡来するが数は少ない」とあった。こんなことを承知していたらじっくり観察していただろうに、「鳥と人と」というテーマを持っているため、隣の田圃の青いトラクターとムクドリの方が気になってレンズをそちらに振ってしまったのだ。