荒起こしされたまま未だ田植えがされていない田圃の中でエサ探しをしながら移動していくカワラヒワの小集団を見つけ、追いかけようと三脚から重いヤツを取り外す。何故か春先以来見かけることの少なかったカワラヒワの集団だった。転々と移動していくヤツを追いかけるのは老躯には大変だった。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式にシャッターを切ったがものの見事にゴミ箱行きばかり、寂しくなる。
今日のキジ
シロツメグサの近くにキジが現れるのを待っていた時、軽トラを停め、田圃道をこちらへやって来る老爺がいた。田圃の畦道に入るなと言われるのではと、一瞬身構えたがそうではなかった。「今朝早くキジのつがいを見かけたよ」とわざわざ教えに来てくれたのだ。初めてお会いする老爺だった。