土手の草刈をしている人から10mくらいしか離れていないところを悠然と横切っていくキジを見た。
最初に見かけたのは5区画も向こうの田んぼにいた。
田んぼをゆっくり横断して土手に上がり用水路を跳び越え、甲高い声を上げ母衣打ちをする。
最初は用心しながらキジとの間合いを詰めていたが、ヤツはこちらの存在を知りながらこちらに向かって歩み寄ってくる。キジの様子からキジの行動を停めないようにとその場を50mほど後退した。
田んぼの端で暫く立ち止まっていたキジは、周囲の安全性を確認したかのように歩き始める。
草刈人の近くをゆっくり横切っていくキジ、キジにもカラスのような知恵があるのだろうか。人の振舞いから危険性の有無を判別しているように思われる歩き方なのだ。
キジ撮りがますます面白くなっている。