全日写連守山支部の第16回写真展が守山図書館で開催中ということを思い出し、カミサンを誘って観に行くも図書館が閉まっているのだ、図書館の休館日は月曜日とばかり思いこんでいたから休館しているのに驚く。
月初の金曜日は資料等整理の日で休館日だった。
これまでだったら休館日等はあらかじめ調べてから出掛けいたのだが今回はこれを怠っていたのだ。カミサンに睨まれることになった。そんなこともあってお昼はサンマルクでのランチになった。
帰り道、苺を買う。
苺といえばここ10年ほどはスーパーマーケットなどで買い求めることはなかった。
週に2回ほど高島市の農家の方が朝採りのよく熟れたヤツを届けてくれていたのだ。
届けてくれた人は軽トラに旬の野菜などを積み込んで行商に廻る老夫婦だった。
ハウスものの苺も美味かったが露地物が採れはじめましたと言って届けてくれるものは格別に香りも高く抜群の甘味だった。
カミサンはいつも3パック買っていた、留守にする時などは前回届けてくれた段ボールの箱に料金を入れて玄関先に出して置くほどだった。
そんな苺が今年は4月の今になっても食べられずにいる。
老夫婦のどちらかが体の具合を悪くしたのだろうか、それともお歳だったから亡くなられたのだろうか。
美味い苺が食べられなくなったのと同時に、苺にまつわる様々な記憶や自分の老いについて、いろいろと考えていた。