無愛想なヤツ

キジを撮るときのフィールド・耕作放棄地をA,B,C,D,Eの5つに区分している。午前9時過ぎにフィールドに入った時Cブロックの東端でキジを見つける。小ぶりなキジだった。若いヤツのように思えたので静かに間合いを詰める。人馴れしたヤツは至近距離まで近づいてもこちらの様子を見ていることが多いが、コヤツはやはり人馴れしていない若いヤツだった。かなりの距離があったが慌てたように回れ右を行いもと来た道を引き返した。小走りに背の高いヨシの茂みの中に姿を隠した。

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カラスは人を識別するほどの高い知能を持っている非常に賢い鳥だと言われている。キジはカラスと比べてどの程度の知能を有しているのだろうか。人との接触が増え経験を積み重ねていくと人馴れしてくるのだろうか。いつだったかTVで郵便屋さんの赤いバイクを攻撃しているキジの姿をみたことがある。これも経験の度合いなんだろうか。

それにしても今日のキジは無愛想だった。

空高くにいるヒバリの啼声をよく聞くようになった。今日はキジが姿を隠した後空の高みにいるヒバリを狙う。ホバリングという感じで啼いてくれるので狙いは定めやすいがいかんせん空の高みの豆粒だ、老爺が撮るには首が痛くなってくる。

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空の高みから急降下してきて枯れた稲株の残る田圃に降りると見つけ出すのも容易ではない。若草が出始めた田圃の畦に出てくるのを待って撮る以外になかった。

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今日のモズ

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