梅の木にいたメジロとシジュウカラ

終日曇天だったが僅かに薄日が射すこともあったので、陽射しを狙って鳥撮りに出る。

湖岸沿いの集落の細い路地道を歩いていて、梅の木にスズメの小集団が来ているのを見つけ足を止める。初めて入り込んだ路地道、この先行き止まりという自動車通行止めの立て看板が出ていたから在所の人しか通らない道なのだろう。庭先で菜園の仕事をしている人がいたので、いつものように”こんにちは”と声をかけ頭を下げたが応答はなく、不審者が紛れ込んできたという感じの視線を返され、驚く。そんなことがあり梅の木のスズメ撮りを諦め、引き返そうかと思ったが睨まれて引き返すのも癪だと思い、路地道を突き進んだ。引き返さなくてよかった、路地奥の無人の民家と思われるその庭先にも梅の木があり、満開の梅の木にメジロシジュウカラが来ているのを見つけたのだ。

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廃屋の庭の中ほどまで入れば、メジロシジュウカラもいい光で、さまざまな様子を撮れるのだが入り込むこともならず、折角のチャンスがなんとも残念だった。ことにシジュウカラは廃屋に立てかけられた古材の上や崩れかけていいる土壁の隙間を出入りしているのだ。もう2度と見ることが無いだろうシジュウカラの行動、撮りたかった。