ウインドサーファー

習慣化してしまった午睡の後、久しぶりに和邇川河口へ行く。
いつもだったら河口には何人かのアングラーがいるのだが、アングラーの姿はなかった。
形状の変わってしまった河口の砂州にいたのはウインドサーファー一人だけだった。
サーファーが準備しているボードはHydro Foil(水中翼)を付けているように見える。

水中翼を付けたウインドフォイルは僅かな風でもスピードが出ると聞いたことがある。
サーファーは中年の男性、かなりのスピードで沖にのりだしていった。

サーファーが居なくなった砂州コサギが一羽飛来する。

コサギの飛来に合わせるかのように時雨が来る、鮮やかではないが虹も懸かる。

サーファーは肉眼では視認出来ないほど遠くなっていた。

肌寒い一日だった、呆け暮らしをせずに済んだ、善しとしよう。