モズ

午後から冷たい風の中、1時間ほど田圃道を歩く。
田圃道に足を踏み入れると同時に雄のキジが翔び立つのを見る。
カメラを構える暇もなくキジは枯れたヨシ原の中に姿を隠す、久しぶりのキジだったから一枚欲しかったが。
冬枯れの田圃や放棄田で見たのは僅かに、ケリ、ツグミ、スズメの小集団、カラス、モズ、なんとも淋しい風景だった。


翔び立つモズはピン甘もいいところ、いつもは撮影に入る前にISOや露出補正の有無、シャッタースピードなどをチェックしているのに、今日はそれを忘れているのだ、一昨日ムクドリを撮った時の撮影モードのままだったのだ。
SS200ではブレるのも当たり前、ピシッとピントが来ていればお気に入りの一枚になっただろうに。