老いのかたち(38)

京都祇園のぎゃらりい西利で開催されているフォト禅「四季有情」第35回写真展が今日までだということを思い出して見に行く。
いつものコースでギャラリー古都、ギャラリー&喫茶・繭にも立ち寄ってみた。

老いが進むとともに感受性が極端に劣化しているのだろう、これら3会場で展示されている写真をゆっくり見て回ったが、おおっ!と感動する作品に出会わなかった。

これまで何度も「四季有情」展を見てきた、その都度、作品の前で立ち止まって暫らく眺めている作品が必ず何点もあった、それが今回は全く無いのだ。

老いが進む、感受性が劣化する、感動しなくなる、無性に寂しくなっていた。
師走の雑踏の中をトボトボ歩く。

今日の1ショットは田中彌のショウウインドーを覗き込んで