虫たちの獲物

ハエトリグモの捕食

散歩の折、ハエトリグモ(シラヒゲハエトリだろうか)がカノコガを捉えているのを見つけた。 xz-1を急いで取り出し、ハエトリグモが獲物を放棄して逃げ出さないように注意しながら、ゆっくり近づく。クサグモが獲物を押さえ込んでいる場合などでは、かなり鈍…

クサグモの捕食失敗

梅雨の晴れ間の陽射しは厳しかったが、琵琶湖から吹き上がってくる風があった所為で、さわやかな一日だった。 散歩の道筋にある公園のサツキの花が終わり、その代わりにクサグモの棚網の巣が幾つも張り巡らされるようになった。 中には40cm近い棚網とラッパ…

居眠り

今日は「仏教伝来・第三の道」の四回目の講座、”葬送に関わらなかった初期仏教”だった。 「アーナンダよ、汝らは如来の舎利供養にかかわるな。...........」とパーリ語「大般涅槃経」経典に記されているように釈迦は葬送に関わるべきでないと説かれたという…

ナナホシテントウとヒゲナガアブラムシ

ナナホシテントウがアブラムシを捕食していた。 このアブラムシは正確にはセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ(外来種・北米産)という長い名前を持っている。 テントウムシ(成虫も幼虫も)がアブラムシを喰い、アリはアブラムシから蜜を貰ってアブラ…

アミメアリの獲物

朝の散歩の折、ドクダミの葉の下でクビボソゴミムシを見つける。 少しずつ動いてる妙な動きが気になってしゃがみこんでよく見ると、クビボソゴミムシの死骸に十数匹のアミメアリが取り付いて引っ張っているのだ。 アミメアリには女王アリがおらず、成虫にな…

ヒメバチの仲間の狩り

ITOUさんの菜園のタニウツギの花も盛りを過ぎ見苦しくなり始めている。 桜の花のように盛りを過ぎると散っていく花は好きだが、散り際の悪い花は好きになれない。 つい最近もあるバラ園へ行ったが、盛りを過ぎたバラが沢山木に残っていて、その無残な姿に気…

オオズアリ

門扉を開けようとして足元に視線を落とした時、玉砂利の上をヒラヒラと動くものが目に入った。玉砂利が動くはずがない。 一瞬自分の目がおかしくなったのではないかと不安に思い、屈みこんでその動くものをよく見ると、小さな小さなアリが茶色っぽい虫の羽を…

シバミノガ

細い雨が降り続いていたが、2時過ぎ雨の合間に草むらを覗いてみる。 ナナホシテントウの幼虫は相変わらず旺盛な食欲でアブラムシを食っていた。 アブラムシのコロニーを襲っているナナホシテントウ(成虫)をアリが攻撃している様子を、これまで何度も見か…

ハエトリグモの捕食

連休の後半に入った。 毎日が連休の私は今日ものんびりと虫撮りをする。 朽木のフィールドへ出掛けたいが先日のように渋滞に巻き込まれるのが嫌で、手近なITOU昆虫園に潜り込むことにした。ここで、「食う・食われる」そんなシーンを見た。 ササグモが小さな…

テントウムシの捕食

カラスノエンドウの葉の上でナナホシテントウの幼虫を見つける。 集団孵化したかのようなかなりの数の幼虫がいるのだ。 一度にこんなに沢山いるのを見たのは初めてだ。 よく見てみると同じカラスノエンドウにいるアブラムシを食っているヤツもいた。 成虫の…

ハシリグモの捕食

雑木林の林縁に咲いているシャガの花の上で、ハシリグモの捕食を見た。 このハシリグモはイオウイロハシリグモの変異種のようだ。 抱え込んで捕食しているのはハエの一種のように見える。注意して見ているとその捕食行動は抱え込んでいる獲物を囓っているよ…

呆けた一日

午前3時近くまで本を読んでいた所為で起き出したのが10時過ぎ、お蔭で生活のリズム感が狂ってしまう。こんな日は何事もやらずの呆け日だ。脳細胞がリズム感を失っているだけでなく体も狂ってしまっている。遅い朝食の後、読書する気にもなれずカミサンが録画…

彼岸花と虫たち

彼岸花が最盛期だ。 早起きして彼岸花に来る虫を撮りに行って来た。 今津町の桂浜は雑草が刈りこまれていて格好の彼岸花撮影地だ。 私が到着した時には既に十数名のカメラマン、それに彼岸花を見に来た人たちがいた。 これでは落ち着いて虫撮りも出来まいと…

カマキリの捕食

午後から台風の去った後のITOさんの菜園に入る。 カマキリの捕食、ホウジャクの飛翔、オオスズメバチ、アゲハチョウ。 僅かな時間だったが被写体に恵まれた。 180mmマクロにストロボを装着していればもう少しシャープに狙えたのにと後悔をしている。 カメラ…

台風の後(2)

のろのろ台風12号がやっと通り過ぎた、そんな感じの空が広がる午後3時すぎにITO昆虫園と称しているITOさんの菜園に潜り込む。予想どおりの虫達の賑わいだ。 ニラの花にいろんな虫達が来ている。 小さなハナアブやイチモンジセセリがニラの花に来る飛翔の瞬間…

ベッコウバチの獲物

早朝の散歩の帰途、ベッコウバチが自分より大きな獲物のクモを運んでいるのを見かける。 巣は住宅地のブロック側壁にある排水管の中のようだ。 道路面から巣穴まで獲物のクモを引き上げようとするのだが、その重さに何度も取り落す。 何度も何度も失敗するが…

書斎に来たアゲハの幼虫(3)

梅雨の中休みだが完全な真夏日、暑さに悲鳴を上げている。 今日は朝からいろんな事があった。PUKUさんとの朝の散歩の折、あのキリギリスが沢山いた草むらに草刈機が入っているのに出喰わす。 ツユクサの草むらは跡形も無く消え、雑草と一緒の山になっている…