ベッコウバチの獲物

早朝の散歩の帰途、ベッコウバチが自分より大きな獲物のクモを運んでいるのを見かける。
巣は住宅地のブロック側壁にある排水管の中のようだ。
道路面から巣穴まで獲物のクモを引き上げようとするのだが、その重さに何度も取り落す。


何度も何度も失敗するが諦めようとはしない、それに獲物を咥えたジガバチなどでも人が近づくと獲物を放り出して飛び去るが、コイツは逃げようともしない。
産卵するための基盤になる獲物だ、そう簡単に諦めるわけにはいかないのだろう。

アップで撮ろうとして至近距離にカメラ(GX-200)を近づけた時反撃にあい、左の肘をチクリと一刺しやられる。

定点観測的にしばらくは観察してみよう。
巣穴を覗き込むための懐中電灯も必要だ。
こんな時昆虫写真家の栗林慧さんが使っているような虫の目レンズがあればな。
私の虫の目レンズ・魚露目では役立たずだろうな。
三脚に100mmマクロをセットして巣穴に突こんでみたら等と考えている。