ツバメシジミの吸水行動

真夏日の到来に身体がうまく順応出来ないこともあり疲れが溜まっている。その所為か読書も虫撮りもcookingも面倒臭くなっているのだ。完全に呆けてしまいそうだ。呆け暮らしの気分転換をと思い夕方Aさんの菜園へ行く。

真夏日の陽射しが続く所為でAさんの菜園も乾燥しきっている。そんな乾ききった菜園の中で2ヶ所だけ乾燥の度合いの低いところがある。夕方頃になると必ず水遣りが行われるトマトの畝とカボチャの畝だ。そんな湿り気の残るトマトの畝にツバメシジミが来ているのを見つけた。(広い菜園で眼にしたのはこのツバメシジミ1頭のみだった)

レンズを至近距離に近づけてもツバメシジミは飛び立とうしないのだ。膝をつきファインダー越しによくよく見るに、ツバメシジミは口吻を伸ばし湿った土に突き立てているのだ。土中のミネラル分などを舐めとっているのだろうか。それとも湿った土から僅かなりとも水分をとっているのだろうか。

暑い日に集中的に吸水行動がみられることから、体温の上がりすぎたチョウが体を冷やすために水を飲んでいるという説もある。今日は真夏日だったからまさにこの説が妥当のように思われた。

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明日から1週間、仲間たちとの写真展が始まる。