セグロアシナガバチ・女王蜂の給餌行動

女王蜂一匹で巣作りをしている巣では、最初に産み付けられた卵が孵化して幼虫が生まれているようだ。今朝も覗き込んでいると何かを咥えた女王蜂が巣に帰ると2度ほど巣房に頭を突っ込んでいた。幼虫に給餌していると思える行動に見えるのだ。

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セグロアシナガバチが幼虫に与える餌は、芋虫などの体を食いちぎって肉団子にして持ち帰り、幼虫に口移しで与えるという。女王蜂が持ち帰るものがどんなものなのか見たいと思い、トライしたが思いは叶わずだった。

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女王蜂は採餌にどこまで行くのだろうか、一度飛び出すと帰ってくるまで30分近く掛かっている。この待ち時間が老躯には大変だった。2度の帰巣までは頑張っていたが遂には断念した。やがて生まれてくる働きバチが女王蜂の代わりに採餌活動を始めれば、肉団子を運び込む頻度も増えるだろうから撮れるチャンスもあるだろう。それを待つしかない。

 

書棚の整理をしていて「ジグが来る」キャンベル・アームストロング著 村上博基訳 文春文庫を見つけ引っ張り出した。本のタイトルを見れば幽かにでもその内容の何かを思い出すのだが、このタイトルからは全く何も思い浮かばないのだ。それもそのはず、栞代わりにした二つ折りのハガキは上巻の64ページ目に挟まれている、読了していないのだ。ハガキは文庫本に挟み込まれていた「結婚情報OMMG・結婚チャンスカード」というPRハガキ、差出有効期限 昭和65年9月30日まで となっている。このハガキから推測するにこの本を手に入れたのは昭和の終わり頃、32・3年前、思い出せるものが全くないのも至極当然だ。ぱらぱらと眼を通してみるに、北アイルランド紛争を背景にしたテロリストとそれを追う刑事のサスペンス、面白いのだ。それから書棚の片づけを忘れ夢中で読んでいた。「料理当番の日ですよ」階下からのカミサンの声で本を閉じた。

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Amazonから 小山鉄郎の「白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい」と「漢字は怖い」の2冊が届いている。虫撮りも料理も読書も.......忙しくなる。