セスジスズメの終齢幼虫

午前11時過ぎ、小雨の降る階段下の道路際でセスジスズメの終齢幼虫を見付ける。
結構速いスピードで移動していた。

セスジスズメの終齢幼虫を1ショットして玄関に戻った時、「今日は講座のある日ではなかったんですか」カミサンに注意される。
楽しみにしていた講座「法華経①ー法華経誕生の謎に迫る」講師 平岡聡・京都文教大学長 の日だったのを失念していたのだ。
15時30分からの開講だったからカミサンに注意された後、直ちに出掛ければ講座には十分間に合ったが、出掛けるのがなんとも億劫になっていた。

セスジスズメの終齢幼虫を見付けてはそそくさとカメラをとりに書斎に上がり、小雨の降る中、道路際まで戻っているのに、雨の中、京都へ出るのが面倒くさくなっているのだ。
いつの頃からか失念していた行為をやり直す、それが億劫になることがしばしばある。
これも老いの所為だろう、寂しさが深まっている。

終日降り止まず、暗鬱になる。