オツネントンボを探しに

暖かい日中だったのでオツネントンボを探しに出掛けた。
JR湖西線蓬莱駅近くの棚田の中に、イトトンボの仲間をよく見掛ける場所があるのだ。

そこは小さな石の祠を雨風から守るように背の高い木が覆いかぶさり、周囲を藪椿の生け垣が取り囲んでいる所なのだ。
これまでにもクロイトトンボモノサシトンボ、キイトトンボを見ている。
ヤンマの仲間もいるのだ。
それに直ぐ横には僅かばかりのハスの湿田があるから、イモリやトノサマガエルなども見られる。

時にはコノシメトンボやアカネの打水産卵も見られることがある、虫撮りには格好の場所。

昨年の夏ここに来た時は、獣除けの柵の一部を開けて入ることが出来たが、今回は柵の出入口は鉄線が恐ろしく頑丈に巻きつけられていて入ることが出来ないのだ。
越冬中のオツネントンボ探しは叶わずだった。

比良連山山麓の棚田をはじめ琵琶湖西岸の山沿いの田んぼの殆どは、獣除けの電気柵や金網の柵に取り巻かれていて、棚田での虫撮りは困難になっている。

今日見たのはガガンボの仲間だけだった。