土釜

伊賀焼の窯元長谷園から「かまどさん(土釜)」が届いた。
先日の伊勢志摩への一泊旅行に行く途中、寄り道して立寄った窯元で注文していたものだ。

”土鍋の使い始めは目止めが必要です ”という注意書きに従って粥炊きの準備をする。
これは、伊賀土鍋は蓄熱性が高くなる粗土を使用している故に、その土鍋の細かい気孔から水漏れのおそれがあるとのこと。この水漏れを防ぐ為に粥炊きをして米のデンプンで気孔の目止めをするのだ。

土釜が欲しいともう随分前から思っていたのだが、台所はカミサンの領域。
収納スペースのこともあり欲しいとカミサンに言い出せなかったのだ。
しかしなんとか手に入れたかった。
これまでの経験からも、旅行という非日常性の中だったらカミサンがいつもと異なる反応をすることを承知していたから、窯元のショールームで土釜購入をきりだし手に入れたのだ。

鯛めしが喰いたい、中華おこわが喰いたい、竹の子ご飯も山菜ご飯も炊いてみたい。
そんな思いが食いしん坊の中に噴き出している。


明日は料理当番の日だ、鯛めしを作ってみるか。