講演会に参加する

滋賀県教育委員会が主催する講座「近江の山寺を探る」に参加する。
寒空の中出掛けただけの価値はあった。
特に基調講演に当たる冒頭の講演、山本義孝(袋井市歴史文化館)さんの「中世の山寺(山岳寺院)ー多様な様相とその成立背景ー」は、中世という時代と寺院社会はどういうものであったのか、多様な中世山寺の始まりはどんなかたちをとっていたのか、などをテーマにした話で、おっ!という思いで聴いていた。

久しぶりに硬質な話を聴く。
今年もいろんな講座やシンポジウムに出かけているが、もう一度聴いても良いな、こんな思いをしたのは今回が初めてだ。それに10ページにわたる講演資料も素晴らしい内容だ、嬉しくなる。

次回の講座は{近江の城郭 城と街道ー壺笠山城と白鳥越えー}だが、生憎と写真展候補作を選び出す日と重なっている、参加断念だ。