オオカマキリ卵鞘

冬用のタイヤに履き替えてもらった帰り道、田んぼの一角にある植木栽培の圃場の側に菊の花がまだ残っているのを見つけ車を停めた。
車載温度計は5度C、この寒空に虫探しとは酔狂なと思いながらも虫撮りの習性だ。


丹念に探していて、風の当たらない陽溜りでナナホシテントウを見付ける。
見つかったのはテントウムシ一匹と菊の枯れ枝に産み付けられていたオオカマキリの卵鞘だけ。
カマキリの卵鞘は持ち帰って庭のキンモクセイの枝に括りつけておいた。

寒気団の南下で今夜から湖北の山沿いは雪のようだ。
カマキリがいつもの年よりも高い場所に卵を産み付けると、その冬は大雪になるという説を唱えている人がいた。この説を思い出す度にどんな検証を積み重ねているのだろうかと思ってしまう。