オオカマキリ

龍大瀬田キャンパス構内のアスペリアの花に来るチョウ達を撮るつもりで、70Dに100mmマクロとツインストロボを装着して持っていったが花期は既に終わっており、虫たちは全く見かけずだ。
9月の終わりに見た時は、キアゲハ、ツマグロヒョウモンイチモンジセセリ、ホウジャク、クマバチ等などがいたのに、何処に行ってしまったのだろうか。

構内で見付けたのは駐車場にいたオオカマキリだけだった。

雑木林に潜り込んで虫探しやキノコ探しをやりたかったが、真夏日のような異常な暑さだ、雑木林の林辺を歩くだけで汗だくになっており、潜り込むのを断念する。

今日の講座は ”シルクロード仏教史料を読む(1) 「法顕伝」講読 ”の二回目だ。
法顕伝の本文を読み始める。

高僧法顕伝 一巻
東晋沙門釈法顕自記遊天竺事

法顕昔在長安 慨律蔵残欠・・・・

高僧法顕伝というタイトルから始まり、五行七〇字の本文を読むだけで一講時が費やされる。
例えば、「慨律蔵残欠」の一節を読み始めると、律蔵の説明(出家者の戒律、在家者の戒律、托鉢や食事で守らねばならない戒律、等など)だけでなく、経蔵や論蔵にまで話が及び、三蔵法師の話から西遊記玄奘三蔵にまで話が展開されるのだ。

山田明爾先生はあっまた脱線しちゃったと言いながら本文に戻っていかれるが、聴く側にとってはこの脱線して展開される話がとても面白いのだ。

次回が楽しみだ。