美瑛の丘・2

早朝の美瑛の丘が見たくて朝一番の朝食を頼んでおきながら、朝食後あまりの眠さにベットに倒れこんでしまった。
旅行中は目一杯歩き廻るつもりだったが老兵の体は言うことを聞いてくれないのだ。
老躯に鞭打つようにしてホテルを出た、遅い出立だ。
カミサンは運転大丈夫ですかという視線を投げかけてくる。
取り敢えず美瑛の丘を目指す。

丘のてっぺんに農作業中のトラクターがいた。

丘の畑にジャガイモの花や赤麦の熟れた穂が見られたらいい絵になるのにな、そんな思いでファインダーを覗いていた。