赤いトラクターとカラスそして野焼き

キジ撮りのフィールドへ行ってみると、田植え前の最初の準備作業、田んぼの荒起しが本格的に始まっっていた。赤いトラクターが5台、遠い田んぼの小さい点の青いトラクター、合計6台が快晴の空の下で思い思いに作業している。稲の切り株や雑草などを掘り起こしたり鋤き込んでいるのだ。

この作業が行われると、掘り起こされた土塊の中から出てくるミミズなどの虫を目当てに、トビやカラス、ムクドリセグロセキレイ、ドバトなどがやって来るのだが、今日はカラスが2羽来ているのを見掛けただけだった。

4月も半ばを過ぎると田んぼに水が入り代掻きが始まる。するとトビやカラスの他にチュウサギコサギなどもやって来るのだ。格好の被写体が見られる。鳥と農作業のコラボのショットはいくつも持っているが、今季は色々準備してこれまで以上のいいアングルで撮りたいものだ。楽しみだ。

トビといえば耕作放棄地の雑木にトビが巣をかけている。空き巣の時は何の巣だろかと思っていたが今日トビだと確認した。冬枯れの木の上にある空き巣は3年ほど前から見ていた。トビは旧い巣を補修して何度も使用するようだ。

巣は赤いトラクターが止まっているすぐ横の木の上だ。

赤いトラクターとトビの巣を見ていて煙が湧き出して来るのを見る。野焼きをやり始めたようだ。野焼きを見るところへはかなりの遠回り、枯れ草の田んぼ道を急いだ。

本日好天。再び眼の痒みが酷くなっているがまずはいい一日だった。