カシラダカを見た

キジ撮りのフィールドへ行く途中、県道を悠々と渡っていくヤツを眼にし車を止めた。

50mほど手前からファインダーを覗いていた。コヤツは道の真ん中で私の方を振り向いたから私の存在を承知しているはずだが、無視しているという感じの歩みだ。ゆっくりの田んぼに入り込み姿を消した。間合いを詰めてみたがヤツの姿がどこにも見当たらないのだ。再び姿を現すことはなかった。

フィールドではケリとヒバリ、ムクドリを見掛けただけ。レンズを向ける気にもならず帰途につく。その帰り道、カシラダカの集団を見る。近づいていると集団は樹上から飛び去ってしまったが、1羽だけ枝先に残ってくれた。

天気晴朗なれど疲れた一日だった。