色の名前

散歩の道すがら見ていると生垣に山茶花を植栽しているお宅がかなり多い。
注意して見るといろんな種類があることに気付いた。
同じ赤色系でも少しずつその色合いが違っているものがある。
この色を言葉で表現するとすればどんな言葉や言い回しがあるのだろうかと気になりだした。

この山茶花の色は、赤だろうか紅だろうかと思いながら語彙の少なさに首をすくめている。

先日土曜日の「写真家たちの日本紀行」で、小林勝久さんが群青色を求めて晩秋の会津を歩かれていたが、切り撮られた風景の中にもさまざまな青色系の色があった。
群青色と一括りにしてしまわずにその青色系を一つ一つ分類して言ったらどんな色の名前があるのだろうか。
日本の伝統色の名付けには456色の和名があるという。(和色大辞典)
色の名前を少しずつでも覚えていかなければならない。

書斎から見る琵琶湖は、四季折々に、風の吹き具合、雨や雲の流れ、陽光の陰り、朝と夕、いろんな条件によってさまざまな表情を見せてくれる。
窓際にカメラを常置してこの変貌多様な様子を写真と言葉で記録してみよう。