コサギ

素晴らしい天気だったので鳥撮り用の長いヤツを持ち湖岸へ行く。
小さな川の洗堰横に設けられた魚道を覗き込んでいるコサギを見付け、そっと近づく。
今の時期ウグイなどの遡上が見られることもあるから、コサギの獲物取りが撮れるかもしれないと思い土手に腰を下ろした。
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明るい陽射しと爽やかな風の中30分ほど座り込んでコサギを眺めていたが、コサギが水面に嘴を突っ込むことはなかった。
三脚といつものコーヒーを詰めた魔法瓶やショコランタンなど持ってきていれば、もう少しコサギに付き合っても良かったのだが.....。
僅か30分ほどで腰を上げようとする老躯、鳥撮りさんのブログを拝見していると4時間も5時間も、時には炎天下だろうと吹き曝し寒風の中だろうと、辛抱強く目的のもの待ち続けているそんな様子が読み取れる、それに比べて老躯はたかだか30分、鳥撮りさんにはなれそうにない。

わたしが立ち上がるとコサギも動き出し洗堰下の水落に下り、一呼吸おいて翔び立った。]

春風好天 まずは好日だった。
明日は料理当番の日、鯛のあら焚きが喰いたくなっている。