アミメアリの獲物

午前中長いヤツを持って稲刈りの始まった田圃道を歩いたが、鳥撮りの収穫は全く無かった。
見掛けたのは、トビ、カラス、ケリ、コサギ、それと眼の前の草叢から翔び立ったキジ。
昨日は稲刈りが行われている田圃で10羽近いダイサギコサギの混群を見掛けたが、今日は見渡す限りの田圃にその姿が見当たらないのだ、何処か遠くへ移動しているのだろう。

鳥撮りに出掛ける前、階段下の道際にショウリョウバッタがいるのを見る、どこか傷ついているのだろうかフラフラという感じの動きだった。
道路に出れば車に踏み潰されるかもしれないと思いながらもそのままにして車を出す。
鳥撮りから帰って見た時ショウリョウバッタは同じ場所にいたが、その体には小さなアリが群がっていた。


アリはアミメアリのようだ。
老眼で小さなアリの動きを追いかえるのは大変だが、食いちぎった肉片を咥えているアリもいるようだ、アリたちは収穫物を何処まで運ぶのだろうか。

夕方5時半頃見ると、ショウリョウバッタにたくさん群がっていたアリはほとんど姿を消し、バッタの廻りは極小の草の細片や砂粒で覆われ始めていた。

明日の朝はどんな状態になっているのだろうか、楽しみだ。