アミメアリの獲物

朝の散歩の途次、アミメアリがバッタの死骸を運んでいるのを見つけた。
体長3mm弱のアミメアリが3匹で石塀の上へ引っ張りあげているのだ。

アミメアリは固定した巣を持たないというからキャンプ地へ運び込もうとしているのだろう。
石塀の上を結構早いスピードで移動している。

3・4ショット撮った後ピンボケに近いことに気付きISO感度を上げシャツタースピードモードに切り替えようとしていた時、いつもはおとなしく私の足元で待っているPUKUさんが走りだす。朝のラジオ体操に行く小学生の後を追いかけているのだ。
PUKUさんを呼び止めて元の場所に戻って見ると獲物を運ぶアリの姿は無かった。
石塀の向うに行ってしまったのだろう、覗きこむ訳にもいかず諦める。

ラジオ体操の終わった後の公園の隅でカノコガを見た。

クモの卵嚢が風に揺れているのを見つけ撮っておいたが、PCに取り込んで拡大してみるとそこに沢山のクモの子が孵化しているのが写っている。

えっ!という感じだ、老兵の視力も相当に劣化しているのだ、クモの子がいるのが最初からハッキリ見えていればこんなブサイクな撮り方をしなかっただろうに。
小さなクモの子はクモの網に引っ掛っている何かのゴミにしか見えなかったのだ。
それにクモの孵化の時期についての知識もなかったのだ。
長い間虫撮りをしてきたのになんという勉強不足だろう。

お前さんも歳ですね。