今朝のパンはこれまでより自分好みに近づいている。
TESTで使っているパン粉(食パン・ミックス 日清フーズ)に、卵1ヶ、スキムミルク 大さじ1
(水は卵分減らす)を加えてみた。
パン粉と水だけで美味しいパンと云うのが売り物だが、皮のパリッと感と中身のふんわりした甘味
は、こちらの一味変えた方が気にいっている。まだまだ試行はこれからだが。

手作りのパンを食べながら、ずいぶん昔、20数年前に食べたパンの事を思い出した。
美味いと思うパンの味の原点は、あの時のパンの味だろうか。
それは伊豆・天城高原の中腹にある外資系コンピューターメーカーの研修施設で食したパン。
その施設へはセミナーや研修で何度か訪れたことがある。
朝食の時に出てくる焼きたてのパンの美味かった事が今でも忘れられない。
バケット、クロワッサン、ライ麦パンなど何種類かのパンが食卓に並んだが、中でもバケット
香り、風味、皮の部分と中身の部分の食感のバランス、そして味。
なんという美味さだったことか。
20数年も経っているのだから、そんな美味さの思いは記憶の中でご多分にもれず物語化している
とは思うが、それにしても美味かった。
記憶の中のあのパンの味に近づけたい、そんな思いでいっぱいだ。