ジャムとパンを焼く

娘たちが3種類のジャムを届けてくれた。
一週間遅れの父の日のプレゼント。
いちじくとカシスのジャム、ミルキッシュジャム、マンゴとパイナップルのジャムだ。
今日は少し糖分の摂り過ぎじゃないだろうかと思いながらも、たまらずに試食する。
それぞれにいい味をしているが、私にはいちじくとカシスのジャムが一番のお気に入り。
パンに付けたらどんな風味になるのか楽しみだ。

ハード系のシンプルなパンがいいかもしれないな、と思ったりしている。
明朝はシンプルなパンだ。

いちじくのジャムと言えば、3年前に手作りしたことがある。

ご近所のAさんが畑で採れたいちじくを沢山持ってきてくれたのだ。
生のままでは食べきれないと思い、いちじくのコンポートを造ることした。
いちじくは洗ってヘタの部分を取り、煮詰めている時に形がくずれしないようにと、比較的若いものを下に、熟しているものを上にと鍋に並べる。
赤ワインをひたひたになるまで入れ火にかける。
ぐつぐつ煮えはじめてから砂糖を何度かに別けながら入れる。
(レシピを作るのだったらこの時砂糖の分量を記録しておくのだろうが)

自分好みの甘みにしようと何度目かの砂糖を入れようとして、コンポートだけじゃなくジャムもいいのではと思い始め、別の鍋に半分を移してジャムにする。
ジャム用の鍋には1カップほどの熱湯を注ぎ入れ、砂糖を追加して軽くかき混ぜ、弱火にして煮詰めることにした。(こちらの砂糖の量も舌加減だ)

出来上がりはコンポートもジャムも美味かった。
味見をしたカミサンが「美味しいですよ」。この褒め言葉の他に「それにしても随分高価なジャムですね、赤ワイン1ボトルと沢山の砂糖ですもんね」とキツイ一言。

このキツイ一言と言えばブリオッシュを焼いた昨日もだ。
焼き立てのブリオッシュをを口にしながら、「今までで一番良く出来ているわ、美味しい」と褒めてくれたので、つい自慢気に、バター100g、砂糖25g,卵2個、と材料配分を説明したのだ。
「確かに良く出来て美味しいけれど、ちょっとそれじゃカロリーオーバーですよ。健康のことも考えてくださいよ」と。
 これからは言われたようにカロリーオーバーや糖分・塩分のことも念頭に置かなければ。

明日は虫撮りに行こう。