老夫婦の農作業

湖岸に出ようとした時、キジ撮りのフィールドでよく見掛ける老夫婦が田んぼ道で作業をしているのを見つけ、車を停めた。これまで何度かキジの情報をくれた夫婦だ。

軽トラの停まっている先の耕作放棄地はFフィールドと名付けているキジの営巣地。これまで夫婦連れのキジや雛を連れたところを撮っているのだ。だが今季はここでキジの姿をみていない。そんなこともあって、寒くなった昨今の田んぼや耕作放棄地でキジを見かけたかどうかを訊ねたかった。老夫婦がいるのは2区画向こうの田んぼだ。草深い畦道を急ぐも話は聞けずだった。荷物を積み終えると車は狭い田んぼ道をバックして来る。農道に出るなり走り去っていった。老夫は50mほど一度も止まることなくバックしてきた、その運転の見事さに驚く。

私は来年は運転免許更新の年。先日、「認知機能検査と高齢者講習について」というハガキを貰っている。認知機能や実技の検査に問題はないと思っているが、狭い田んぼ道を一度も止まることなくバックしてきた老夫のように運転できるかどうか、そんなことが頭をよぎっていった。

今日の鳥撮り。コサギ翔ぶ。