しぐれ虹

比良連山の一つにうっすらと初雪、そんなニュースを見たので湖岸に出てみたが生憎と雲がかかって見えずだった。車で出たついでにと和邇川河口へ行く。しぐれ虹を見た。

虹と言えば一度だけ、琵琶湖を跨ぐように架かる巨大な虹を見たことがる。確か、カミサンと京都へランチに出掛けた帰り道の電車の中からだった。「あっ、虹!」そんな声に顔を上げると、かつて見たこともない七色も鮮やかな巨大な虹が見えた。車内は一瞬騒然とし驚きや感嘆の声が上がる。琵琶湖西岸に住み始めて50年を超えるが、後にも先にもこれほどの虹を見かけたことはなかった。カミサンも窓に顔をくっつけるようにして見ていたことをおぼえている。

こんな虹をもう一度見てみたいものだ。

本日見かけたアングラーたち。