トンボ撮り

昨日の雨の寒さに比べて今日は陽射しが暖かくなんとも気持ちがいい。午後一番重たいヤツを持ち出して田んぼ道を2時間程歩いた。見掛けたのは、アオサギコサギ、ケリ、トビ、セグロセキレイカワラヒワらしい小集団、ファインダーを覗く気にもならずだった。天気がいいのであちこちで草刈りが行われていたので、鳥撮りの代わりに草刈りをする人にレンズを向ける。

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草刈り人を撮った後はトンボ撮りだ。

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EOS7DMark2+150-600mmの重さは3Kg近くなる、コヤツを支え続ける老爺の腕力はもう限界に達しているから、トンボを狙うのは思った以上に大変な作業になった。こんなことから初めての短歌作りを試みる。

 眼デジの重さ堪らえてトンボ撮る八十路の秋は日毎深まる    風来坊

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トンボ撮りの後は草刈りがまだ終わっていない田んぼ道を歩いた。背の高い夏草が刈り取られていない田んぼ道には思わぬ凹みや掻き上げられた土塊が潜んでいるのだ。何度か転げそうになりバランスを保つのに一苦労だった。転げそうになった草叢でイナゴの交尾体を見つけ、コンデジを引っ張り出した。

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コンデジをコヤツの至近距離まで近づけながら、昆虫写真家栗林慧さんのバッタの写真を思い出していた。栗林さんの虫の目レンズのようにはいかないだろうが、15mmfishe eye・180°や10-17mm広角ズーム、それに草叢に膝をつくためのニーパッドなどを持ち出していれば、違った構図の一枚を狙えただろうに。 

 来秋は来るだろうかとトンボ撮る     風来坊

 

秋日好天 まずはいい一日だった。