陽だまりにいたウラギンシジミ

風が通り過ぎると随分肌寒く感じるが、風の当たらない陽だまりは小春日和の暖かさ。そんな陽だまりの場所でバラの葉の上にいるウラギンシジミを見た。

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翅を広げたまま動かないでいる、暖を摂っているようにも見えた。ウラギンシジミは成虫で越冬する寒さには強いヤツだ。コヤツも何処かに潜り込んで越冬するのだろうか。いつだったか冬の棚田で、防風林になっているバベの葉の深みに隠れているのを偶然見たことがある。そこは比良颪の吹き付ける寒い場所のはずなのに、ウラギンシジミが越冬していたのだ。

庭先では、陽だまりの木蔦の花にキゴシハナアブ、ホソヒメヒラタアブなどが来ていた。エアコンの室外機ではイチモンジセセリが暖を摂っていた。

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日毎に寒さが深まっていく、今いる虫の姿が見られなくなるのも間近だろう。虫撮りの季節も終わりが近づいた。ストーブを出さなくては、カミサンはこたつの掛け布団一式をNETで注文していた、老いの冬はどんな冬になるのやら。