赤い口

25日以来呆け暮らしが続いていた、読書もせず鳥撮りにも出掛けずだった。
3年程前から、時々、何事をするのも億劫な日が2・3日続くことがある。
一週間も十日続くということは今のところ無いが、日月が逝くとともに長い呆け暮らしが顔を出して来るのだろうか、思うだけでゾッとする。
買い物から帰った後小休憩し、呆け暮らしに終止符を打とうとフィールドへ行く。

キジを探して田圃道を歩いたがキジの啼き声も姿も無かった。
ヨシ原の枯れたヨシにいるオオヨシキリが近づいても翔び立たずにいてくれたので、囀りの時の真っ赤な口を狙う。


至近距離まで近づいて、オオヨシキリの真っ赤な口を超アップで撮ってみたい、そんなことを以前から思っていたが手付かずだった。
至近距離に近づくのは容易ではないが、オオヨシキリがやって来るヨシ原の枯れたヨシはほぼ決まっているのだ、三脚を据え置きピンにして、離れた場所からWiFiでつないだスマホでシャッタを切る、ボケ防止のための勉強として取り組んでみなくてはなるまい。