庭の草むしりはカミサンがほぼ片付けてくれたが、私の責任範囲は手付かずのままだ。
カミサンのように早朝の涼しい内に少しづつでも片付ければよかったのだが、深夜族には早朝の作業は夢のまた夢、蒸し暑さの中ではやる気もせず、いつになったら片付くやら。
今朝はいつもより早起きだったので草むしりと思い庭に出たが、柚子の葉裏にいるカマキリモドキを見たことで草むしりはそっちのけになった。
カゲロウの仲間だが、なんとも奇妙なヤツだ。
三角形の顔かたちと鎌のような前肢はカマキリに似、腹部の縞模様はスズメバチ風、どちらに擬態しようとしたのだろうか。
100mmマクロを持出していたので虫探しをする。
ヤツデの葉裏のカメムシ、図鑑で調べてみても確と同定は出来ないでいるが、クサギカメムシだろうか。
クサギカメムシならカメムシの中でも最も臭い体液を発するヤツだ。
オニユリにいたユリクビナガハムシ。
ミョウガの葉にいたヤツ。
門扉のすぐ下の階段ではゴミムシの仲間だろうか、大型の甲虫がいた。
ひっくり返ったら起き上がれないというドジなヤツだった。
小さな庭での虫撮り、呆けずに済む、好日だった。