午後4時過ぎ気分転換も兼ねて雨上がりのITOUさんの菜園に行く。
キアゲハ、イトトンボ、ヒカゲチョウ、セセリチョウ、マメコガネ、ウリハムシ、カマキリ、ヤマトシジミ、アオバハゴロモ、ヒロエリアオイラガの終齢幼虫をみる。
柿の葉を囓っているイラガの幼虫はコイツ1匹だけだったが、一枝の大半が囓られていた。
この幼虫の棘は触れただけでも非常な痛みがあり、棘が皮膚に刺さってしまうと抜き取るのも容易ではないと言われる。
時に皮膚炎を引き起こすようだ。
「広縁青毒棘蛾」と漢字表記されるのも頷ける。
ヒロエリアオイラガの成虫は浅葱色の翅に褐色の縁取りを持つきれいな蛾だが、図鑑で見るだけで実物を目にしたことがないのだ。
確実に見るためにはこの毒針を持つ終齢幼虫を持ち帰る以外になさそうだ。
雨上がりだというのに小さな蚊に首筋や腕を刺され短時間で逃げ帰った。