ミカドドロバチ

電気温水器格納の壁に吊り下げてある竹筒トラップに、ミカドドロバチが来ているのを見付け、急いで180mmマクロと三脚を持出す。午前9時4分。


竹筒から翔び立って次に帰ってくまでの間隔は、短い時で5・6分、長くなると30分以上掛かっている。
竹筒の中で育房を仕切る為の泥運びの時の時間は短く、卵を産み付けるためガの幼虫などを搬入する時は獲物探しもあり時間が掛かっているのだろうか。
ミカドドロバチの飛来を待ち、リモートスイッチを握り続けているのも大変だった。
集中力が途切れちょっと眼を離した隙に青虫を搬入されたりもした。

竹筒の前で一瞬でもホバリングしてくれると飛翔体もうまく撮れるのだが。
竹筒トラップに帰ってきた時の飛翔体は何枚か撮れたが、飛び出す瞬間のものは全く撮れずだ。
翔び立つ瞬間を狙ってリモートスイッチを押すも、タイミングが合わない(遅い)のだ、老いの瞬発力の無さだろう。
次回狙う時はパスト連写の効くヤツも持ち出さなくてはなるまい。

買い物から帰って見た時(午後1時前)には巣作りは完了していた。
竹筒トラップは緑色の土で封印されている、これまでいろいろと竹筒トラップを見てきたが緑色のものは初めてだ、何かの葉っぱを噛み砕いて封印したのだろうか。

明日は台風11号の影響が出そうだ、心配になる。