立春の日に

旧い知人のMさんから安否気遣いのメールが届けられていた。
昨年の暮れ頃からブログの更新が滞りがちだが体調が良くないのか、との問い合わせだった。
折々に近況報告をしていたが振り返って見るに、そんなやりとりも随分間遠くなっていたから心配してくれたのだ。

「昔は立春が一年の始まりと言ったが虫撮りの貴兄は啓蟄の日が一年の始まりですかね。
 今年も元気で虫撮りが出来ますように健康には留意ください。」

メールを読みながら呆け暮らしが続いていることが気恥ずかしくなっていた。
不沙汰していても何かと気にかけてくれている知人がいることは幸せなことだ。

Mさんのメールにあるように今日を一年の始まりにしなくてはなるまい。

午前6時30分書斎の窓から。